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不動産の仲介手数料って減額できますよ!~初期費用を抑える為の3つの方法~

新しく家を借りる時って、色々お金かかりますよね。少しでも節約したいと思う方に私が実践した方法と調べた方法をご紹介しますので宜しければ、ご覧下さい。

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 初期費用って?

初期費用には、敷金・礼金・保証料・保険料(火災保険・地震保険)・前払家賃・仲介手数料があります。

 

①敷金

主に、部屋を退去する時の原状回復費用などに充てられるお金を事前にお支払いします。部物件によりますが、家賃1か月分が目安で、退去時に原状回復費用が差し引かれた後、返金されます。敷金は返金されるお金なので、それほど交渉しても意味ないと思います。(敷金を取り戻す努力は勿論、必要ですよ!)

 

②礼金

大家さんに家を貸してくれてありがとう!という感謝を込めて支払うお金です。物件によりますが、家賃1か月分が目安です。礼金は出来る限り抑えたいと思いますが、皆さんが住みたいと思う物件は、人気だと思いますので、大家さんも強気です。交渉できれば良いですが、出来ないケースも多いと思います。

 

③保険料(火災保険・地震保険)

火災や地震などの天災に備えて、損害保険に加入しなくてはなりません。多くの不動産会社が加入を必須としています。1年で1~2万円が相場だと思います。ちなみに私は結果的に、半年ぐらい加入を忘れていて、半年分ぐらいの保険料は節約出来ました。(その間に天災があったら、大変でしたが。。。)ちなみに2~3回、保険加入催促の連絡が不動産会社からありました。

 

④家賃保証料

入居者の家賃を大家さんに保証する為に、家賃保証会社の利用を必須とするケースがあります。連帯保証人を立てることで不要となるケースもあります。私は以前、「家賃保証会社必須」となっていたのですが、「半年分の家賃を払うから、家賃保証会社なしで契約させてほしい。」と交渉したのですが、「ルールなので」と一蹴されてしまいました。家賃の0.5か月分が目安です。

 

⑤前払家賃

入居する月の家賃を前払いで支払います。例えば8月に契約し、9月から住む場合、9月分の家賃を初期費用として事前に支払います。

 

⑥仲介手数料

物件の案内や契約手続きを行った不動産仲介会社に支払いますが、法律で上限は「家賃の1カ月分」と決められています。ここでポイントなのが、1か月分が上限なので、それ以下にすることは出来るのです。多くの不動産仲介会社は当たり前のように1か月と設定しておりますが、ここは減額できる可能性があるので、どのようにすれば減額できるか、後述していきます。

 

仲介手数料の仕組みを知ろう!

賃貸物件は、

大家→賃貸管理会社→仲介業者→借主

というのがおおかたの賃貸の流れになっています。

 

賃貸管理会社は、入居者募集に加え、賃貸アパート・マンションのメンテナンスや家賃・敷金等の管理、退室時の原状回復やリフォームなどを大家さんから委託されており、その業務に関して、「管理料」を大家さんからもらっています。

 

賃貸管理会社は、自社で入居者募集をかけるのは大変なので、自社の管理物件を、「レインズ」というシステムに掲載します。

 

このレインズというシステムに多くの仲介業者がアクセスして、それをお客さんに案内します。仲介業者は、お客さんを呼び込む為に、人気のありそうな物件を、スーモやホームズのサイトに掲載します。そして、契約して頂いたお客さんから、「仲介手数料」を貰うのです。

 

ここでポイントなのは、どこの仲介業者だろうと、紹介できる物件は変わらないということです。ホームズやスーモを見ると、「取扱店舗」という項目で、不動産仲介業者の会社名が入っているが、これは、「○○社のみが取扱できる」ということではなく、「○○社が、スーモやホームズなどの賃貸サイトにお金を払って、取扱できますとアピールしている」ということなのです。

 

不動産仲介業者の役割って?

不動産仲介業者の役割を纏めてみました。

 

  • 広告をうって、借主を探す
  • 内覧などのサポートを行う
  • 契約のサポートを行う(重要事項説明書・契約書の作成など)
  • 物件の引き渡しのサポートを行う

不動産は専門的な知識が必要なので、内覧時の注意点を教えてもらったり、契約のサポートをしていただくのは大事ですね。しかし、私は、この業務で家賃の1か月分も払うのは、金額が大きすぎると思っていました。一人暮らし用であれば、10万円以下ですが、家族用であれば、10~20万円になります。そこで、自分で実践したり調べてみた、仲介料を減額する方法をご紹介します! 

 

仲介手数料を抑える3つの方法

①オーナーと直接賃貸交渉

 これは少し難易度が高いですが、管理会社に直接連絡するケースです。私の友人は、住みたい物件を既に決めており、そこの管理会社に連絡、「空きがでたらすぐに連絡ください」と伝えたそうです。管理会社は、あくまで大家さん側の立場なので、借主がよく調べて対応しなければなりませんが、仲介業者を中抜きして、管理会社と直接話を進められれば、仲介手数料は抑えることができますね。

 

また、「ウチコミ!」とはいう、物件の賃貸において入居希望者と大家さんを直接マッチングするサイトがあります。こちらを利用して、中抜きをするのも良いですが、ウチコミは物件が少ないので、条件がいくつかある人には不十分とは思います。あまりこだわりのない人には、良いと思いますので、ご検討下さい。

 

②ネット仲介業者を使う

ネット仲介業者を使うと、仲介料を抑えることが出来ます。ネット仲介業者は、店舗を持っていないので、管理費用も安く、少ない仲介手数料で済みますね。私が、検討してみたのは、「ノマド」というネット仲介業者です。ノマドでもスーモやホームズのように物件の掲載がありますが、使いやすさがかなり劣るので、スーモやホームズで物件を探して、ノマドに物件を持ち込むのが良いと思います。(「お部屋の持ち込み」機能)

 

スーモやホームズで選んだ物件をノマドに持ち込んで、契約すれば、32,400円の仲介手数料だけで済むみます。一般的な仲介手数料は1カ月が基準となるので、それと比較するとかなり安いですね。サービスに関しては、内覧のサポート、契約のサポートまでやってくれるので、店舗型の仲介業者と遜色ありません。他にも、ヘヤジンプライム、39roomなどのネット仲介業者もあるようなので、宜しければ、試してみて下さい。

 

③店舗型の不動産仲介業者と直接交渉!

これが一番簡単です。

ネット仲介業者を使うのもいいが、「少し不安」「急いで物件を探している」なんて時は、やっぱり店舗型の不動産仲介業者と直接交渉するのが一番簡単です。ただ、いきなり安くしてくださいといっても、相手も商売なので、安くはしてくれません。いかにポイントを整理しますので、参考にしてください。

 

複数の不動産仲介業者とやりとりしよう

スーモやホームズで調べて、自分の気に入った何軒かの物件をそれぞれの不動産仲介業者に問い合わせしてみて下さい。どこの不動産仲介に問い合わせるかは、自分の家から行きやすい場所で大丈夫です。問い合わせはメールでやると、先方から返信が来ますので、煩わしい電話より良いと思います。

 

その中で真摯に対応してくれそうな不動産仲介業者とコンタクトを開始して、物件選びを進めて下さい。日にちが何日か経つと、最初に問い合わせたきり、やりとりのしていなかった不動産仲介業者から、「仲介手数料半額キャンペーン先着10名!」なんてメールが来ます。

 

前述の通り、不動産仲介業者は、差別化できないので、お客さんを呼び込む為には、仲介手数料を安くするしかないのですね。

 

そうしましたら、もともとやりとりをしていた仲介業者に、「他社からキャンペーン連絡があったのですが、御社でも対応してくれますか?」って聞いて下さい。恐らく、大半がオッケーしてくれます。なぜなら、不動産仲介業者は、サービスで差別化できないので、仲介手数料を下げるしかないのです。もし、対応できません、と言われたら、他の不動産仲介に、物件を持ち込んで下さい。対応してくれる仲介業者は絶対あるはずです。

会社の福利厚生を確認しよう

会社が外部委託している福利厚生サイトなんかがあると思いますが、その中に仲介手数料40%オフ!なんて、サービスがあると思います。ただ、そのサービスを使うために、申し込みが必要なんて煩わしいときがありますね。そのサービスをスクショして、店舗型不動産仲介業者に持っていけば、対応してくれるところもありますので、会社の福利厚生もしっかり確認してみて下さい。

 

以上、いかがでしたでしょうか?新生活を始めるにあたって、無駄な費用は抑えて、家具や家電などにお金は使いたいですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!