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2020年の投資を振り返る

あけましておめでとうございます。

少し遅くなってしまいましたが、2020年の投資を振り返り、2021年の方針を設定したいと思います。宜しければ、ご覧下さい。

 

 投資金額の推移~どのように買ったのか?積立を実践出来たか?~

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投資の3大原則の1つである"積立”というのは、”時間的分散”を意味しています。つまり、毎月、毎年、一定額を投資することで、高掴みのリスクを軽減することを実践しなければなりません。

 

しかし、私の投資を見ると、5月、9月、12月の投資額が、標準値から乖離した数字となっています。5月は、コロナ暴落からの急速な回復の中、二番底が来るのではないか?という不安の下、買付を増やすことが出来ませんでした。この反省を機に、その後は、「配当を貰った銘柄は、1~3万円の範囲で買い増す」という方針を作り、自動的に買い付ける制度としました。結果、配当を受領する銘柄の多い、9月、12月は買付額が大きく増えました。従い、9月、12月の乖離は必然的なものであったが、5月(and4月)に買付額が減っていることは、”積立”という観点からあまり望ましくないように思えます。

 

よって、買付金額を安定化させる為に以下の施策を実施致します。

①投資信託 積立設定 継続

②外国株(米国株/ASEAN株) 配当受領銘柄を受領月に追加買付

③日本株 ネオモバ投資を利用した積立設定

※米国株の買付、再現性を実現する為には、SBI証券を使用した積立設定が有用だと思いますので、2021年1Q中に口座開設を致します。(私は楽天証券ユーザーです)

投資金額~どれだけ買うか?~

2020年度はボーナス分が全て投資に行くぐらいの感覚で買っていました(金額目標は設定せず)。金額目標を設定していなかったので、結果論となってしまいましたが、結果としては、ボーナス分(約400万円)を投資に回すことが出来たので、2021年度も同様に達成を目指したいと思います。

2021年の投資余力は、約400万円(自己資金)+約40万円(配当再投資)になる予定ですが、以下の割り当てにしようと思います。

 

①投資信託は積立設定を約年120万円となっているので、これは維持します。

②外国株は、保有銘柄の単価を合計すると、約35万円になります。年4回 1株ずつ買うとすると、140万円になりますので、基本的には140万円を外国株に割当したいと思います。(※現在、銘柄数は、26銘柄保有しており、多いとも感じているので、減らしていくことも検討します)

③ネオモバ投資を利用した日本株への投資は、投資余力から、①/②の金額を引くので、約180万円になります。月々の積立が約15万円となるように設定致します。

投資銘柄~何を買うか~

投資信託

投資信託を買うときは、経費率が低い商品を選ぶことが肝要です。その中で”小型株を含むか””日本を先進国株式に含むか””韓国を先進国or新興国に分類するか”など細かい点で、投資信託の特徴が出てきて、信託報酬も少しずつ変わっていきます。

 

私は細部にあまりこだわらないので、モーニングスターの朝倉智也さんがおすすめする”雪だるまシリーズ”を定期積立しております。雪だるまシリーズには、①先進国株式(信託報酬0.11%)②全世界株式(0.10%)③新興国株式(0.18%)の3つがあります。どれに投資してもいいと思いますが、私は、②で全世界の株式を買いつつ①で特に先進国に投資したいと思っています。

 

先進国の中でも特に、米国の成長性を楽観しているので、雪だるまシリーズで米国株投資信託を買えればいいのですが、米国株の投資信託が雪だるまシリーズにはないので、米国株は、楽天ヴァンガードファンドで買付しています。

 

そして最後に、気休め程度に先進国債券に投資する為に、たわらノーロード先進国債券を保有しています。(株式だけでなく、債券が少しあってもいいかな?という大した理由ではありません。積立額も少ないです)

 

まとめますと、私は、①雪だるま先進国株式②雪だるま全世界株式③楽天ヴァンガード全米株式④たわらノーロード先進国債券の4つの投資信託に投資しており、この4つはこれからも継続投資していきます。

米国株式

①市場全体に分散する 

分散という観点を重視してVTIに投資します。その中でも大型株の安定性に魅力があるので、VOOで大型株への追加投資を実行します。※VOO→大型株500銘柄、VTI→中小株型株含む3500銘柄

 

株式だけでも良いのですが、気休め程度にBNDで債券にも投資を致します。

 

②高配当ETF

私の投資の目標は、不労所得を確保して、FIREを達成することなので、ある程度市場に分散投資できた後は、特に高配当銘柄を中心に投資をしていきたいと思っております。ただ、高配当銘柄は、懸念点がある銘柄も多くあるので、そこはETFを使って、分散投資をしていきたいと思います。そこで、高配当ETFの代表格VYM、HDV、SPYDの3つに投資をしていきます。

 

③セクター分散

VOO/VTIで市場に分散して投資、中でも高配当銘柄を厚くするため、VYM、HDV、SPYDに投資していくと、エネルギーや公益にポートフォリオが偏ってしまいます。それを是正する為に、配当利回りが高い個別銘柄を各セクターから選んで投資していきます。

 

私が個別銘柄を選ぶときに考えているのは、以下の3点です。

①セクター内TOP10に入る規模であること

②配当利回りがセクター平均を上回っていること

③セクター自体のボラティリティが低いこと

 

この点を留意して以下の表の通り、纏めてみました。

 

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まず、資本財セクターと素材セクターはボラティリティが高いようなので、ここからは個別銘柄を選ばないようにしました。

 

情報技術、消費財、通信セクターは、近年のリターンが大きく割高になっているかもしれませんが、市場の期待も大きいと思われるので、同セクターからは1銘柄を選ぶようにします。

 

金融、エネルギーセクターは昨今の暴落で現在割安になっている可能性が高いですが、今後、伸び悩む可能性もあり、同セクターからは1銘柄を選ぶようにします。

 

ヘルスケアセクターは安定している為、2銘柄を選ぶようにします。

 

あとは、個別の事情を勘案して、緑の網掛けをした銘柄を積立投資していこうと思いました。

 

纏めると、

①市場全体→VTI/VOO/BND

②高配当→VYM/HDV/SPYD

③セクター分散→MSFT/HD/JNJ/ABBV/DUK/JPM/T/MO/XOM

を定期買付していこうと思います。

※これ以外にも”ノリ”で買ってしまう銘柄はあると思いますが、定期買付はしない予定です。

 

日本株

日本株への投資は、日々のビジネス活動の中で強みがあると実感しているところに感覚的に投資していきたいと思っております。

 

①商社株

コングロマリットディスカウントを受け、いつも低評価の商社株ですが、業績もしっかりしており、配当利回りも高く理想的な銘柄と言えます。その中でも資源に強い=三井物産、非資源に強い=伊藤忠、バランスの取れた三菱商事の3社を積立投資していこうと思います。

 

②小売銘柄

私は、食品小売りのビジネスに関与しておりますが、イオンとセブンイレブンは、他社には真似できない複合的な競争力の源泉を持っており、小売りの中でも圧倒的な力を今後も誇ると思うので、2社を積立投資して参ります。

 

③高配当銘柄

米国株と同様に、日本株でも配当利回りが高く、安定している配当を出している会社には積極的に投資していきたいと思います。安定高配当株の代表格といえるような、JT、武田薬品、オリックス、東京海上の4社に積立投資して参ります。

 

④5G/ITサービス銘柄

21世紀はITサービスの時代と言われ、特に5Gによって、社会に新たな需要が生み出されると言われています。そういった分野への投資として、富士通、日本電気、NTTの3社に積立投資て参ります。

 

⑤応援銘柄

最後に、完全に私の感覚による投資で、キリンホールディングス、楽天、日立製作所、スノーピーク、東急の5社に積立投資して参ります。

キリン→カンブリア宮殿を見て社長のファンになった

楽天→楽天経済圏の住人として、同経済圏はまだまだ成長すると実感

日立→経営体制がグローバル

スノーピーク→アウトドアが好きだから

東急→渋谷のモールや東急電鉄には大変お世話になっている。優待もいつか欲しい。

 

総括

銘柄分析は、少々割愛しての記載となってしまいましたが、2021年も”長期””分散””積立”の3原則を出来る限り再現できるよう頑張ってい参ります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。