パパ イヤイヤ期がやってきた!
自分の子供がパパに対して猛烈に「イヤイヤ」を発する時ってありませんか?
私の息子は1歳9ヶ月となりましたが、3週間前からそんな状態に陥ってしまいました。なぜ、そのようになったのか、原因は明確ではないのですが、妻の実家に2~3日私を抜きで帰省した後に、そのような状態になってしまいました。
今までは、朝になると、2階にある私の部屋までお越しに来たり、一緒に遊ぼうと手を引っ張ってくれたり、非常に可愛い子供だったのですが、急な変化に心が折れそうになっておりました。
それが、なんとか1週間ほど時間をかけて、コミュニケーションをとったところ、前と変わらず、朝にはお越しに来てくれる子に戻ったので、その時の経験を皆さんに共有できればと思います。
●そもそもイヤイヤ期って?
イヤイヤ期は、「子供のピュアな欲望」と「大人が与える制約」が衝突してしまう期間のことです。認知があまり進んでない時期は、欲望もそんなにありませんでしたが、1歳半を超えると色々なことが認知できるようになり、欲望も増えてきます。でも、すべてを応えてあげることできませんよね?
例えば、ご飯を食べずにおやつを食べたいという欲望に対して、おせんべい2枚なら付き合ってあげられますが、3枚食べてしまうと栄養が偏ってしまうので、許容できないですよね。
そんなこんなで、自分の欲望が達成されず、「イヤっ!」と言って、親を困らせてしまうのです、、。これが頻発するのがイヤイヤ期ですね。
●イヤイヤ期は必要?
実は、イヤイヤ期が人間形成に必要なプロセスかどうかは、科学的に証明されていないようなのです。なので、どのように対応すべきかは、科学的にも説明できないようですよ。
●我が家の パパ イヤイヤ期
息子がどんな状態に陥ってしまったかというと、
- 私と外出しようとすると、泣き出して、手が付けられなくなる
- 寝室で、お母さんと二人きりになりたくて、お父さんを追い出そうとする
- 私がご飯を上げようとすると、スプーンを奪い取り、お母さんに渡す
といった具合です。
私は、最初落ち込み、少し距離を置いて、育児は妻に任せ、家事で貢献するようにしました。
「所詮、父親は、こんなもんか」としょげていましたが、2~3日経つと、息子から私にちょっかいを出すようになりました。それに色々、付き合ってくると、また、パパに対するイヤイヤが発生します。そして、距離を取ると、また、ちょっかい出してきます。そんなことを繰り返して、息子なりに、お父さんとの距離を詰めようと努力しているように感じられました。
恐らく、妻の実家に帰っている期間、私が遊んであげられなかったので、すねていたのでしょうが、家に戻ると、私と妻しかいないので、妻との遊びに飽きたら、どうしても、私と遊びたくなってきたのでしょう。
その後は、イヤイヤとされながらも、私ももう少し粘り強く、息子とコミュニケーション取るようにしました。そうすると、「お父さんと外行くの嫌だったけど、行ってみると、楽しいこともあるなぁ」とか色々気づきがあるのでしょう。少しずつパパに対するイヤイヤがなくなってきて、今は、階段を登って、私の寝室に朝、起こしに来てくれるようになりました。
イヤイヤ期は、子供と大人のギャップを埋める作業なので、無理しすぎず、少しずつ分かり合えるように、やっていくのがいいですね!
●参考にできる本
私は、育児の参考に、池谷裕二著 「パパは脳研究者」をちょこちょこ、参考書のように読んでいます。本書では、
- イヤイヤ期には、鏡にうつった姿を見せ自分を客観視させる=理解力や忍耐力を養う
- 子供の欲望に時間制限を決めて付き合う
- 子供の欲望を、別の欲望にそらす
といった具体案を示していました。
宜しければご参考にしてください、
以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!